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【2019琵琶湖の全循環】今年の大幅な遅れは暖冬の影響?仕組みやバス・ベイトフィッシュも気になります

2019/04/08
 
琵琶湖北湖の小鮎ボイルの写真
この記事を書いている人 - WRITER -
ニイガキ:バス釣り勉強中アラフォーライター。水中生物の仕事。 Hide:琵琶湖北湖デカバス限定の人。 nicoreck:20代会社員のバス釣り大好きライター。毎週末野池やメジャー河川、出勤前の朝まずめにも行く釣りジャンキー。 その他、バス釣り好きライターが各自の得意分野を執筆しています。

毎度ニイガキです。

3月中旬に突入しそうな本日、こちら京都はめちゃくちゃ寒かったです…。

昨夜から強風で物が飛んでたり冷たい雨が降ったり、晴れ間も一瞬はありましたが…

暖冬を超えた割に、春の境目がわかりにくい感じですよね、なんか。

 

なんてことを考えていたら・・・

「今年の琵琶湖は深呼吸をしないのか」

というめちゃくちゃ気になる記事が目に飛び込んで来ました!

というわけで、バス釣りにも大いに関係あるのでシェアしたいと思います。

 

関連記事:【2019年3月琵琶湖北湖の状況】

今年の全循環は確かにまだですが…

全循環を正確に「いつ?」と予測することは難しいという前提で、まずは参考に近年の【全循環の日】を拾ってみましょう。

全循環の月日 全循環の月日
2007 3月19日 2013 1月29日
2008 2月12日 2014 2月17日
2009 2月23日 2015 2月2日
2010 2月8日 2016 3月14日
2011 1月24日 2017 1月26日
2012 2月13日 2018 1月22日

(引用元:Yahoo!ニュース 「水教育研究所代表:橋本淳司さん」https://news.yahoo.co.jp/byline/hashimotojunji/20190312-00117965/)

 

ニイガキ
こうやって見ると、2007年と2016年のみ3月中旬ですが、それ以外は過去10年以上、1月か2月に起こっています。

ここでニイガキ、素人考えで、

「遅くなっても起こるやろ…いくらなんでも」

と思ったのですが、どうでしょう・・・?

実際、水ジャーナリストの橋本さんは記事の中で、

「今年はまだ琵琶湖が深呼吸をしていない。このままどんどん気温が上昇したら、今年は深呼吸しないかもしれない。

そうなると観測史上初めての出来事となる。」

(引用元:Yahoo!ニュース 「水教育研究所代表:橋本淳司さん」https://news.yahoo.co.jp/byline/hashimotojunji/20190312-00117965/)

と仰っています。

 

 

全循環「琵琶湖の深呼吸」が起こらないとどうなるのか

では実際、「全循環が起こらないとどうなるか」ということを、水中生物の目線で考えてみましょう。

 

琵琶湖の「深呼吸」である全循環のメカニズム

実際、冷たい水は温かい水に比べて密度が高い為、

  1. 冬に冷やされた湖面の水は重くなって下に
  2. 湖底の水は押されて上に
  3. 湖底まで完全に混ざると「全循環」が起こる

というメカニズムがあります。

したがって、一年のこの時期(1月2月頃)に全循環が起こるのはうなずけますよね。

 

「全循環」が起こらないと酸素不足に

冬にキーンと冷やされて重たくなった水面の水が下へ下へ移動してくれて、底の方へ酸素をしっかり運んでくれてこそ、水中の生き物たちはフレッシュな酸素を受け取ることができます。

ということは・・・

「全循環」が起こらないと、消費されてきた湖底への酸素供給ができません。

もちろん底の方に生息する生き物たちにとっては大変な騒ぎです。

 

これを表しているのが、2007年の「全循環の遅れ」で何が起こったか、なのですが・・・

観測開始以来、これまでいちばん遅く全循環が起きたのが2007年。この年は記録的な暖冬で、全循環が確認できたのは3月19日だった。

湖底調査で琵琶湖特産のイサザの大量死も確認された。

(引用元:Yahoo!ニュース 「水教育研究所代表:橋本淳司さん」https://news.yahoo.co.jp/byline/hashimotojunji/20190312-00117965/)

とあります・・・。

実はニイガキ、2007年は海外赴任をしており、日本にいませんでした。

ですが、気温や水温、全循環の日程などの「数字的な”2007年”と”今年2019年”の類似点」を見て、正直ちょっと怖くなりました。

 

今まで「遅れ」はあったけど、「途絶えた」という事はなかった琵琶湖の全循環。

もし「全循環が起きなかったらどうなるか」という一般的な予測が・・・

・深底部の低酸素化、無酸素化

・生息する生物の絶滅

・溶存酸素濃度の低下とともに還元的になった湖底堆積物からリン(栄養塩類)が溶出し水質悪化

(引用元:Yahoo!ニュース 「水教育研究所代表:橋本淳司さん」https://news.yahoo.co.jp/byline/hashimotojunji/20190312-00117965/)

と書かれています。

 

これは、途絶えなかったとしても、「遅れ」自体も大きな影響がありそうです…。

琵琶湖は日本最大のマザーレイク。

それだけに深いところだと、なんと「104メートル」もあります。

琵琶湖北湖西岸の朝焼け写真

底の方で何が起こっているのか、このままの状況が続けば、調査結果のニュースが流れそうですね……。

 

この状況は琵琶湖だけではない

やはり、この「全循環の遅れ」は暖冬と深いかかわりがあると言われていますが・・・

全世界的に温暖化の懸念はあるわけですよね・・・。

でも、普段の生活では感じにくいだけに、こういう自然のニュースには脅威を感じます。

実際私は、大学時代にアルバイトで長期間沖縄にいましたが、その際もエルニーニョの影響で沖縄のサンゴ礁が大打撃を受け、ショッキングな光景を目の当たりにしました。

残波岬(ざんぱみさき)はサンゴが当時壊滅しました…。

本当に真っ白でびっくりしたのを覚えています。

 

ちょっと話がそれて沖縄の(そして海の)話になってしまいましたが・・・

琵琶湖以外でも、各国の湖で温暖化に伴い全循環が途絶えた事による「深層無酸素」または「深層低酸素」は報告されているようです。

  • ヨーロッパ
  • 中国
  • アフリカ
  • そして日本

やはり、全世界的に、湖の深い部分まで酸素が供給されず、多くの生物が苦しんでいるのは確かなようです…。

 

「全循環の遅れ」の理由は一つではない

やはり何でもそうですが、特に環境問題は、原因が一つではありませんよね…。

温暖化だけが全ての原因ではないですし、気温や水温もその年によって違います。

台風が多い年もあれば、大きな震災が起きた年もあり、災害とも広義でいえば関連があるでしょう。

 

また、湖と言っても、大きさも深さもそれぞれです。

美しい琵琶湖に感謝の写真

「2018年の冬は厳しかった」というバサーの方の声も多く聞きました。

何がどう絡み合っているのかわからないし、そしてすべては絡み合っているとも言えます。

 

 

琵琶湖が2019年も深呼吸できますように

ただ言えることは、

  • 冷たい水は下へ下へ移動し
  • 底の水が押し上げられ
  • 循環する

これはどこでも起こるメカニズムです。

 

ですので、温暖化が進むと、水面の温度が下がりきらずに沈みにくくなってしまいます。

それがまさに今ですよね・・・

 

ということは、

最近ちょっと寒いので、このまましばらく10度以下の水温を保ち、冷たい雨も降って琵琶湖の表水温が下がってくれて、頑張ってグッと下がってもらいたい。

釣れにくいかはさておき、

これを祈るのみです。

 

というわけで、自分に出来ることをめっちゃくちゃ微力ながら考えてみました。

遠回りかもしれませんが・・・

  • 使わない電機は消して
  • リサイクルできるものはして
  • ごみをその辺に捨てない
  • 食べ物や飲み物をむやみに残さない

そんな当たり前のことをもっと意識して、過ごしたいと改めて思いました。

琵琶湖の水を頂いてる者としても。

バスやその他の生き物のためにも。

 

「2019琵琶湖の全循環」に今後も注目していきましょう!

また速報あれば、追記いたします!

 

 

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