梅雨前・梅雨明けのバス釣りパターンは?おすすめルアーやワームも紹介!

毎度ニイガキです。
梅雨です。
梅雨が来ますが、水の中、そしてバスの動きはどう変わっていくでしょうか?
梅雨に備えて傾向と対策を事前に頭に入れつつ、
- 梅雨前と梅雨明けのバスの動き
- 梅雨前と梅雨明けのバスの釣り方
- 梅雨前と梅雨明けに有効なルアー
- 梅雨前と梅雨明けのタックル設定
について詳しく予習してみたいと思います!
ちなみに私は乾燥肌ですので梅雨の湿度はなかなか嫌いじゃないです(どうでもいい話)
ライター:日高空飛、ニイガキ
もくじ
梅雨前のバスのパターン
「梅雨前のバス」は、スポーニング(産卵)が終わり、アフタースポニーングと呼ばれる状態になります。
この時期のバスはスポーニングが終わり、メスは産卵でオスは子守でとても疲れています。
そのため活性は低い状態で、スポーニングベッドと呼ばれる産卵床の近くでじっとしていることが多いです。
ディープに行く個体もいますが、餌の取りやすさを考えると浅瀬に残る個体のほうが多いようです。
しかしその一方で、しだいに体力を回復していく個体も出てくるため餌を活発に追うようになるタイミングでもあります。
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梅雨明けのバスのパターン
「梅雨明け直後」は、まだ気温、水温もそれほど高くなくバスがもっとも釣れやすい時期になります。
梅雨の低気圧の影響もあり、バスは盛んに餌を追いかけます。
しかし梅雨が明けてしばらくたつと、水温もどんどん高くなりバスも夏バテ気味になってきます。
そうなるとバスは涼しい所を好むようになり、
- 木
- 橋の日陰
- 流れ込み
- 湧き水が出ているポイント
などを好むようになります。
【梅雨時期のバス】それぞれの釣り方
それでは
- 梅雨前
- 梅雨明け
に分けて、それぞれの釣り方をご紹介していきましょう。
梅雨前のバス釣り
梅雨前のバスは産卵後のため体力がなく、果敢にルアーを追いかけることができません。
そのため、「早く動かすルアー」より「ゆっくり誘えるルアー」の方が効果的です。
一方では、この時期から水面を意識してくる個体も出てくるため、「表層系ルアー」で攻めるのもおもしろいです。
梅雨明けのバス釣り
梅雨明け頃になると、バスの体力も回復し果敢にルアーにアタックしてきます。
また行動範囲も広く、浅瀬から沖の深場まで広くなるために、「ある程度広く探れるルアー」が必要となってきます。
ただし、これからの時期は水温もどんどん高くなるため、日差しが強い日などは、
- 障害物の日陰
- 流れ込み
などの「ピンスポット」も狙う必要があるでしょう。
【梅雨時期のバス】それぞれのおすすめルアー
では、梅雨前と梅雨時期のバスの傾向を踏まえ、それぞれに有効なルアーを見ていきましょう。
梅雨前のバスに有効なルアー
スポーニング直後、バスは疲れているため「ゆっくりと誘えるワーム」の釣りが有効的です。
例えば【ゲーリーヤマモトのレッグワーム】。
これを「ダウンショット」でバスの口元で誘うようにシェイクするとバスも思わず口を使ってくれるでしょう。
またゆっくり誘えるという点では【ゲーリーヤマモトのカットテール】のようなストレートワームのノーシンカーまたはネコリグも有効です。
また梅雨に入る直前では、体力が回復してきたバスも出てきます。
そのようなバスにはトップウォータープラグ等が有効になってきます。
なかでもお勧めは【クワイエットファンクのデカダンストーイ】の様なクローラーベイトです。
大型ルアーはバスにとって一発でお腹が一杯になるごちそうに見えます。
またアピール力が強いルアーなのでバスからも見つけやすいルアーと言えるでしょう。
キモはゆっくり巻くことです。
梅雨明けのバスに有効なルアー
梅雨明けのバスは元気に泳ぎ回りだし、広範囲を探る必要があります。
そこでお勧めなのが、
- ノリーズ クリスタルS、
- OSP ハイピッチャーのようなスピナーベイト
- ゲーリーヤマモト ハートテイルなどのシャッドテール系ワーム
などを巻いて広く探っていきましょう。
その一方で・・
どんどん暑くなっていき日差しが強くなると、カバーや流れなどのピンスポットを狙うルアーが有効になります。
カバーで有効なのはテキサスリグです。
例えば、
【ノリーズ エスケープツイン】の様な【ホッグ系ワーム】
でカバーを責めると夏バテ気味のバスが釣れきます。
【梅雨時期のバス釣り】タックルセッティング
では、梅雨時期に有効なルアーを踏まえ、タックルも見ていきましょう。
有効なルアーでも、タックルバランスが悪ければ、そのルアーの良さを引き出してあげることができません。
お持ちのロッドやリールの中から最適なものをセレクトしてみてくださいね!
以下が参考になれば嬉しいです。
ノーシンカー・ネコリグ用タックル
スピニングタックル
- ロッド➡6ft~6.5ft ライト
- リール➡2500番台
- ライン➡フロロカーボン3~4lb
トップウォーター用タックル
ベイトタックル
- ロッド➡6.6ft~7ft ミディアムライト
- リール➡12ポンドが100m巻けるサイズがベスト(ギヤ比6.3:1)
- ライン➡ナイロンライン14~16lb
スピナーベイト用タックル
ベイトタックル
- ロッド➡6.6~7ft ミディアム
- リール➡ギヤ比5.1:1
- ライン➡フロロカーボン14lb
テキサスリグ用タックル
ベイトタックル
- ロッド➡7ftクラス ミディアムハード~ハードクラスクラス
- リール➡ギヤ比 7:1以上
- ライン➡フロロカーボン14~16lb
梅雨前・梅雨明けの釣果
スポーンの時期はバスが浅瀬にいるので、クリアな水質な釣り場だと、バスが見えることがあります。
さらに天気がいいと食い気の無いバスは、ルアーを目の前に通しても無視されます。
でも、そんな魚でも特定のルアーにだけは果敢にアタックすることがあります。
それを改めて感じることができたのが【ゲーリーヤマモトのレッグワーム】でした。
その日は「スポーンに関係ないような子バス」は元気にルアーにアタックしてきました。
ですが、それなりのサイズのバスは釣れず、見えてもルアーを無視されました。
でもルアーをレッグワームに変えると簡単に口を使ってくるではないですか!
これには驚きました・・・
おそらくですが、
- レッグワームの微弱な振動
- シンプルな形状
などが、その日のバスにとっては「食べやすいベイトの形状」を模していたのだと思います。
それ以来、【レッグワーム】は私にとってボウズ逃れとも言えるほど信頼しているルアーになりました。
まとめ
春はプリスポーン・スポーニング・アフタースポーン、そして梅雨を経て初夏へと、水中も変化が多いです。
その変化に合わせ、バスの動きを読みながら適切な釣りを選んで行く。
「釣れた!」ではなく「釣った!」がバス釣りの醍醐味ですよね!
- 梅雨前は産卵後、子育てでオスもメスも疲労
- とはいえ、次第に回復し餌を追い始める個体も
- 梅雨明けは水温がいいぐらいで釣れる時期
- 段々暑くなってくるとバスも夏バテ気味に
- 梅雨前は、ゆっくり誘う釣り
- そして効率よく食べたいバスに合わせたルアー
- 梅雨明けは広範囲を探る釣り
- 暑くなってきたらカバーをテキサスで
- それぞれの時期に合わせたタックル設定で
- レッグワームはスレたバスも思わず食いつく逸品
梅雨のジメジメも、バス釣りで楽しい季節に!
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