【琵琶湖でネコリグ】ロッドやリール、ワームアクションはどうする?ラインはフロロか聞いてみた!

皆様ごきげんよう、ニイガキです。
「ネコリグ」の意味、それは・・・
「根こそぎ釣れるリグ(仕掛け)」→「ネコそぎ釣れるリグ」→「ネコリグ」
ですが、琵琶湖で実際に根こそぎ釣れている人は、「どのようなタックルで」、「どのようなアクションで」、ネコリグしているのでしょう…。
具体的に知りたいものです!
というわけで、今日のテーマはズバリ《【琵琶湖でネコリグ】ロッドやリール、ワームアクションはどうする?》です!
こんな感じで見ていきます!
- 琵琶湖でネコリグ・おすすめロッド・リール・ライン・ワーム
- 琵琶湖で初めてネコリグする時のアクション
- バスの習性と活性からネコリグの可能性を考える
- ネコリグ開発の経緯から凄さを改めて考える
また、ネコリグも準備が命!準備編も是非ともご覧ください!
もくじ
琵琶湖でおすすめのロッド・リール・ライン・ワーム
ではまず「琵琶湖でネコリグを試して釣果を上げていこう!」という方に最適なタックルを琵琶湖歴10年以上のデカバスハンターからニイガキが教わった秘話を公開していきますよ!
ネコリグおすすめロッド
少しハリのあるスピニングロッドが良いです。
- 重さ ➡ ミディアムライト~ミディアム
- 硬さ ➡ ミディアムファースト
- 長さ ➡ 6 ft(フィート)~7 ft
ネコリグする時は、ワームのリアル感を演出するのが大事!
ということは、繊細なアクションが必要となるので、「操作のしやすさ」が一番大事!
硬すぎるものよりも上記のものがおすすめです。
でもこれも、「自分は硬いほうが操作しやすいねんな~」という人はそれでもよし!
ポイントは、あくまでも「繊細にアクションできる、使いやすい、しっくりするもの」です。
【メガバス ヴァルキリー】
ネコリグおすすめリール
リールのおすすめは、SHIMANOのスピニングリール2500番台。
【SHIMANOコンプレックスCI4】
SHIMANOは釣りのリールだけでなく、自転車のありとあらゆるギアのシェアナンバー1!
巻き感・飛距離・使いやすさ、全てにおいて様々なアングラーに人気があります。
バス釣りで一番バーサタイル(応用範囲が広い)なのが2500番台。
1台持っておけば、長く様々なシチュエーションで使えます。
ネコリグおすすめライン
やはりネコリグの良さを最大限に生かすのでしたら、その「リアルさ」を邪魔してはいけません。
せっかくクネクネ動くリアルな生物なのですから、ラインは細ければ細いほど、いわゆるスレているバスにも良いわけですね!
というわけで、フロロの4 lb~6 lb(1~1.5号)ぐらいが良いかと思います。
- まずはガンガン練習のあなた➡【シーガー フロロマイスター】
- ハイクオリティなあなた➡【TORAY バウオエクスレッド】
琵琶湖の水質に合うネコリグおすすめワーム
ではここで、琵琶湖の水にええ感じでなじむ、おすすめのワームをカラーも含めて紹介いたしましょう。
定番で成績が良いのは以下の3カラー!
- ウォーターメロン
- グリーンパンプキン
- クリアーレッド
そして、濁っている場合におすすめなのが・・・
・スカッパノン
ワームもたくさん種類がありますが、あまり塩の多い柔らかい素材のものは向きません。
そういったものは溶けやすく、キャストを繰り返すうちに切れたり、ネイルシンカーが抜けたりということが時々あるからです。
というわけで、選ぶ際の重要な点はズバリ!
- 塩の比重が低い
- 少しハリのある素材
そして、これを満たす優れものがコチラ!
【ズーム スワンプクローラー】
あと、【ボレアス アノストレート】もとても良いです!
是非とも琵琶湖で試して、「釣れる!釣れるっ!!」という感覚を存分に体に覚えさせてください!
関連記事:ボレアスのあのストレートで釣る!
琵琶湖で初めてネコリグする時のアクション
アクションとして、基本は・・・
- 止めずにシェイクしながら
- ゆ~っくり巻く
というのを試してみましょう。
この時のポイントとしては、
- シェイク➡ロッドを小刻みに上下に振る
- 巻く➡ラインスラック(ラインのたるみ)を巻き取るようなイメージで巻く
この2点が重要です。
ほかの巻物のように「直接ルアーを巻いて引く」のではなく、
【ロッドでアクション➡ルアーが手前にくる➡進んだ分のたるみをリールで巻き取る】
これを繰り返すように使います!
こういった超繊細なアクション、きっと日本人は優れているはずです!
ニイガキ、長年の海外経験から声を大にして言えまする!
バスの習性と活性からネコリグの可能性を考える
ここからは理論的な事ですが・・・
バスを釣るには、
- 「バスの習性」を知ること
- 季節や水温の変化・台風などの自然現象による「バスの活性」の違いも理解すること
が必要です。
バス釣りはゲームフィッシング。
相手の動きや癖をよみ、先回りをして仕掛ける。
それが当たれば釣れる。
それが外れれば釣れない。
結果は非常にシンプルですが、釣るまでの「よみ」や「準備」は非常に奥が深いです!
ではちょっとここで、ネコリグを深堀!
「ネコリグがなぜネコリグなのか」を、バスの【習性】と【活性】を通して考えてみましょう!
バスの習性から、なぜネコリグがバズるのか考える!
まずは、バスに限らず動物全体に言えることですが・・・
バスは何もないだだっ広い場所でのんびりしている、ということは少ないです。
やはり、基本的には何か「身を寄せられるもの」を探し、そこに居つきます。
身を寄せられるものとしては、具体的に・・・
- ウィード
- 人工的な構造物(沈んだコンクリート片や大きいものでは沈船など)
- 地形が変化して穴のようになっている部分
などなどがあります。
ということは、釣るためには、その「バスが身を寄せるポイント」にルアーを投げ込む必要がありますね。
ってなると、やっぱりフックが引っかかる、つまり根掛かりの可能性はどうしても上がります。
そう考えると「根がかりしにくいリグ」というのは、「バスの近くに行けて釣る確率が上がるリグ」ということになりますよね!
バスの活性「食欲がある時~、ない時~」
基本的に野生動物は、食べることがもっとも重要な仕事です。
なぜならば、食べて大きくなって、繁殖をし、子孫を残すことが存在理由だから。
それに加え、危険から身を守ることも同時に重要です。
なぜなら、たくさん食べても死んだら子孫を残せないから。
こう考えると非常にシンプルですよね。
従って、バスの活性が高い時もあれば低い時もあるのですが、基本的にバスは「食べなあかん」と本能的には感じていながら、何かに身を寄せているのです。
ということで、よりエサに近い動きを演出し、バスの住みかの近くで使用することが、バスを釣る一番の方法となります。
そういう面で、ネコリグの動きは「そこでエサをついばむ動物」そのもの!
「リアルな動きで思わず食べたくなる」という、非常に優れたリグなんです。
しかも、野生動物は食べることが一番大事ということで、狙われる側としても、食事中のすきを狙われてバクっと食われるということがよくあります。
その目線、つまり被捕食者の観点から言っても・・・
ネコリグの最大の特徴「くねくねした動き&ボトムにワームの頭がついている」というのは、
「今食事中で気を抜いてまーす」という感じに見えて、バスとしては狙い時と感じさせることができます!
ですので「活性が高ければ積極的に、活性が低めでも簡単に食べれそうな雰囲気を出す」ということができる万能タイプのリグなのですね!
ネコリグ開発の経緯から凄さを改めて考える
2017年の11月号「ルアーマガジン」にて、ネコリグ開発者の村上晴彦さんが、「ネコリグ開発の経緯」を語ってらっしゃいます。
これがもう、めちゃくちゃ面白いのですよ!
何か凄いことを思いつく時って、めちゃくちゃ困った時ではありませんか?
そう、開発直前の20歳の村上さんも、その時困っていました。
なぜか・・・
そうです。バスが釣れなくて困っていました。
しかも、周りの人は釣れていて、自分だけ釣れていないから、よけい困っていました。
そこで、周りの人を観察してみると、みんなスプリットショットリグを使っているではありませんか!
そこで、もちろんバンバン釣りたい村上さんもスプリットショットリグを練習し、そしてよくよく観察します。
そしたら、ワームの動きに特徴があることに気づくのです。
フワ~っとなっていると(笑)……。
いいですよね!こういう細かい部分に気づく観察眼と情熱!
そこから改良を加え、考え、また改良し、そうするうちに、「片方がボトムについた状態で、なおかつヘコヘコ動く」という、「超リアルな食べたくなる謎の生物」が出来上がったわけです。
それがまあ釣れるのなんのって!
こういう「バスを観察し、自分で考えて、あれこれ工夫してみてできたリグ」って、やっぱり凄いですよね!
しかもこれだけ結果が出ていて、ロングセラー、そしてバスフィッシング本場アメリカでもNEKO RIGとして定番!
和名のままローマ字で認識されているって、忍者(NINJA)とか寿司(SUSHI)ぐらい凄いのですよ!
色褪せない、ネコリグ。
恐るべし・・・でございます!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
- 琵琶湖でネコリグ、おすすめロッドはミディアムライト~ミディアム
- おすすめリールは2500番台のスピニングリール
- おすすめワームは塩の比重が高過ぎないもの
- 琵琶湖でネコリグする時のアクションは超繊細!シェイクしながらゆ~っくり巻き取る!
- 巻く時のコツは”ラインスラックをしっかり使う”こと
- バスの習性と活性からして、ネコリグの超リアルなアクションはかなり有効!
- 天才村上晴彦氏の「なんで釣れへんの?」という困りごとの解決に情熱を注いでできた「ネコリグ」はやっぱりリアルに凄かった!
これを是非ともお試しください。
そして、ネコリグの場合、サイズではなく、とにかく「数が釣れる!」というのを体感しましょう。
琵琶湖でネコリグ、根こそぎ釣って「釣れる感覚」を身に着けてみてくださいね!
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