【水温一桁の琵琶湖】冬~早春は氷魚(ヒウオ)パターンも要チェック!マッチザベイトなルアーは?

毎度ニイガキです。
3月も半ばに差し掛かり、雨・風・晴天を繰り返す今日この頃ですが、琵琶湖北湖の水中はまだ水温一桁です。
全循環が今年はまだ起こっていない琵琶湖ですが、バスやその他の生き物はどうしているでしょう?
ということで、琵琶湖の冬の特産品であり、人もバスも大好きな「アユ」の稚魚である「ヒウオ」にフォーカスしてみます!
もくじ
【琵琶湖の冬の特産品】氷魚は大きくなると何になる?
琵琶湖の特産品としても、この時期楽しみに待っている方が多い「氷魚(ヒウオ)」ですが、読んで字のごとしで見た目がクリアーで氷のように透き通った魚です。
琵琶湖の冬の風物詩で、人も楽しみにしていますし、バスにとっても大事なベイトフィッシュとなります。
ちょうど茹でると白くなって、シラスみたいになります。
っていうかシラスです(笑)。
でも、あの海のシラスよりもサイズ的には大きく、おつまみとしても人気があります。
海のシラスではなく、珍しい「淡水シラス」なのですが・・・
これが大きくなると何になるかというと、「コアユ」になります。
琵琶湖の「コアユ」はアユなのか
そしてこの「コアユ」ですが・・・
これも、海に下る一般的なあの「アユ」とは違います。
一説によると、
- 大昔、琵琶湖が海と繋がっていた
- その時に琵琶湖にアユが来た
- そのまま湖に残ったものが「コアユ」とか
とか。
琵琶湖で生息するアユは、夏の終わりから秋にかけて川へ遡上し産卵を始め、これに少し遅れて川の上流で生活していたアユが下流に下って産卵を始めます。産み付けられた卵は2週間ほどでふ化し、生まれた稚アユは琵琶湖へ下り生活します。その後、春になり川へ遡上し20cmほどに大きくなるアユと、琵琶湖の中で生息したまま大きくならないコアユ(10㎝ほど)に分かれます。
引用元:共同通信 PR Wire https://kyodonewsprwire.jp/release/201812010997
というわけで、川に出ていくのはアユ、琵琶湖に残るのはコアユとなり、アユとは明確に違う、固有種となります。
この「コアユ」はあの「アユ」ほどの大きさにはなりません。
手のひらサイズの小さなアユで、禁漁期間を経て冬には解禁され、この「コアユ釣り」を楽しみにしている方もたくさんいらっしゃいます。
その「コアユ」の稚魚が、「ヒウオ」というわけです。
- ヒウオ➡シラスより大サイズ
- コアユ➡アユより小サイズ
- コアユの稚魚がヒウオ
ちょっとややこしいですが(笑)こんな感じです。
2018年のコアユ漁獲量は?
昨年の12月1日に琵琶湖のアユ漁は解禁されています。
しかも!
2016年、2017年は記録的な漁獲量減のニュースで騒がれていましたが、環境整備や放流量を増やすなどの漁師さんたちの努力の結果、2018年の漁獲量はアップしたのです!
ブルーギルの大幅減のニュースも記憶に新しく、いつ全循環が起こるのか、など心配なニュースも多い中、これは嬉しいですよね。
バスの生態とどう関係あるのか、不勉強な私には詳細はわかりかねますが、ローカルフィッシュの推移は大事な情報なので、今後も見守りたいです!
またニュースがあれば追記したいと思います。
【琵琶湖冬~早春バス釣り】ヒウオパターンもマッチ・ザ・ベイトで
というわけで、まだまだ水温は冬な琵琶湖ですが、日照時間が長くなってきている関係で、寒かろうが春を待っていた強いバスは、こういう魚を頼りにしています!
基本的に琵琶湖では、1月~2月の厳寒期にヒウオが群れで泳いでおり、元気なバスはそこを狙っています。
とても小さい魚ですが、群れてくれているのでバクっと塊で食べやすいですもんね。
というわけで、もう暦は春ではありますが、広大で豊富な水量と深度を誇る琵琶湖、特に北湖では水温はまだ低く、ヒウオも見られています。
まだ冬の水温をキープしている部分では、ヒウオパターンも要チェック。
ヒウオを食べに、岸際に来るのを狙って行きましょう!
【冬から早春の琵琶湖】ヒウオのカラーはどんな感じ?
ヒウオのカラーは、冒頭でも紹介しましたが、氷の色、つまり透明です!
少し白っぽい透明という感じでしょうか?
実際、琵琶湖系のカラーとして出ていますよね!
少し大きめですがこんなクリアーカラー(ヒウオ色)のワームもありますよ!
ちょっと水温の経過がまだまだ安定はしないですが、保険として「ヒウオ」系のルアーも忍ばせておくと良いと思います!
あと余談ですが、スーパーにも出ますので「淡水シラス食べてみたい!」という方は付近のスーパーを要チェックですよ!w
アユの稚魚は体が氷のように透き通っていることからと氷魚と呼ばれています。釜揚げにして食べるのが一般的で、しっとりした身は噛むとほどよくアユの風味が広がります。また、釜揚げのほか、かき揚げや佃煮などでも食されます。
引用元:共同通信PR Wire https://kyodonewsprwire.jp/release/201812010997
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ルアー釣りは、「必ずしもそのバスが食べているエサに似せなくてもバスを反応させられる点が面白い」という意見もあります。
確かにそう!
ですが、その生き物が普段どのようなエサを好んで食べているかはどちらにせよ重要なヒントですよね!
実際に、ヒウオは琵琶湖のバスにとって貴重なエサであり、琵琶湖特有のいわゆるローカルフィッシュです。
是非とも頭の片隅に「ヒウオパターンもある」ということを!
- ヒウオはコアユの稚魚
- ヒウオは淡水シラスで海のシラスより小さい
- ヒウオが大きくなってもアユよりは小さい
- 琵琶湖のコアユと川のアユは違う
- ヒウオは氷魚と書く
- その時の通り透明の見た目
- 琵琶湖厳寒期の大事なバスのエサ
- 3月の琵琶湖北湖でも見られています
- ヒウオ系のルアーも保険として携帯を
- スーパーで売ってるので食べてみてもよし!w
冬~春、様々な釣り方を武器にできるよう、一つの選択肢として是非とも!
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