【春の琵琶湖バス釣り】おかっぱりから狙う時の有効アクション!水中の変化に沿った準備を!

毎度、ニイガキです!
おかっぱりアングラーにとって、春のバス釣りはチャンスがたくさんあります!
だけに・・・
パターンを整理して、「どのパターンに焦点を当てて、どの攻め方で狙って行くのか」を毎回明確にしておいた方がチャンスをより活かすことができますよね!
逆に言うと・・・
欲張りすぎてアレコレ手を出しても、イマイチはまらないなんてことも・・・
そうなんです!
春は【準備】と【読み】によって、結果が分かれます。
つまり【デコる】か【爆釣!】の二分・・・なんて可能性も!
というわけで今回は、釣行前のプランニングに活かせるよう、【春の琵琶湖おかっぱりから狙えるパターン】を整理してみたいと思います!
もくじ
【春の琵琶湖バス釣り】水中の変化をヒントに有効な釣りを!
バスは冬場ボトムで体力を温存し、春の気配を感じて「そろそろあったかいかな~」「食べようかな~」とシャローに上がって来ます。
ただし、三寒四温で暖かくなったと思えばまた急に寒くなったりもするのが春先ですので、バスも考えます。
- 日照時間の変化や日差しの強さを基準にシャローへ
- でも水温変化で体力を奪われたら嫌やからボトムにも
- というわけで、時期によってはどちらにも行ける中間地点で待機
という具合に、暖かくなったら食べて、寒かったらまた戻れるような位置取り(いわゆる「ブレイクライン」にステイ)をするのが、早ければ2月後半~大体4月初旬ごろでしょうか。(その年や状況で前後します)
そして、この【プリスポーン】を経て、4月~5月には【スポーニング(産卵)】に移行します。
そして、その後大体5月~梅雨入り頃にかけて【アフタースポーン(産卵後回復期)】ですね!
このバスの習性から、移動&行動パターンを読み、それぞれの準備をしていきます。
では、その流れに沿ったそれぞれに有効な狙い方を見てみましょう!
【春の琵琶湖バス釣り】それぞれの変化に合わせたルアーとアクション5選!
では早速、バスの【産卵前➡産卵➡産卵後】の移動に沿った有効な狙い方をみていきましょう!
ライトテキサスでボトムズル引き
まず、ボトム感知をしっかりできるところがライトテキサスの良いところです。
産卵前の時期には、できるだけ餌を食べて体力を付けたいバス。
なので、ボトムを感知しながらゆ~っくり引いてくることで、ボトムにいる産卵前のバスに気づいてもらうことがまず大事です。
「これなら食べれそう」と思わせる動きが必要なので、とにかくボトムから外さずズルズルと。
スピナーベイトで効率よく広範囲をサーチ
産卵に備えた動きをするとは言え、小型・中型・デカバスでは強さや位置取りも違ってきます。
「どこにどのようなバスがいるのか、効率よく広い範囲で探せる」のがスピナーベイトの良いところ。
サーチベイトとして、自分の位置から様々な角度に放ってみて、広範囲を、ゆっくり巻いてバスを探りましょう。
スイミングジグ(スコーンリグ)で早巻き
「スコーン!と釣れるから」という最高のネーミングセンスで付けられた「スコーンリグ」!
これは巻物系の練習としても春に繰り返し試して習得したいところ。
バスの居場所が大体決まれば、そこに投げて「一定層をキープして」巻きます。
「今のうちに食っておくぞ!」というバスに喰ってもらいましょう!
尚、春にしっかりレンジキープの練習しておけば、他の季節でも琵琶湖では有効です!
関連記事:琵琶湖プリスポーン時期の有効な釣り方とおすすめルアー
バイブレーション早巻きでアピール
これは、冬の琵琶湖の影響とも関係あるのですが、今年は暖冬でイマイチ水の変化がなかったことを考えると、水が停滞気味という状況があり得ます。
これを利用する釣り方もあります。
特に、
- 雪解け水が少ない
- 濁りが出ている
こういった場合は、「波動強めのバイブレーション早巻き」に反応があります。
※この時期のオスは、「産卵を守るための威嚇行動」を普段よりも強めにしてきます。そこを狙うやり方も「一つの選択肢」としてはありますが、ここは狙わず産卵に集中してもらう方が大事だという考え方もあり、意見が分かれることろです。
クランクベイトで投げて巻く
体力を付けたい産卵前にも、体力回復期後半のバスにも有効です。
バスの居場所に投げて巻いてみます。
- 体力をつけておきたい産卵前は、フィーディングのローライト時を狙ってブレイクラインに投げてみます。
- 体力回復で活性が再度上がった時も、体力回復場所(ディープエリアも可)に向けて投げてみます。
産卵直後のいわゆる【ポストスポーン】では、まだ体力回復前半なので動きは鈍い傾向にあります。
その後、少し体力の回復を待って、そろそろ元気になってきたし、「より回復に努めたい!」となるのを待ちましょう。
どちらも「ここでいっちょ食っとくぞ!」というタイミングはチャンスですね。
「産卵前&産卵後の食べたい時期」にしっかり追いかけてバイトしてもらいましょう!
【春の琵琶湖バス釣り】それぞれのパターンに対するワンポイントアドバイス!
それぞれの釣り方をざっくりと挙げましたが、次に、それぞれの「意識すること」を表にしてみます!
有効な釣り方 | ここを意識! |
ライトテキサスリグ | ロッドを動かすよりも、ラインを緩めたり張ったりして引いてくる |
スピナーベイト | ゆっくり引きたいのでタンデムウィローに |
スコーンリグ | ワームに針を真っすぐ刺して動きを安定させる |
バイブレーション | ショートバイトを考慮しトリプルフックに |
クランクベイト | 春後半は深場も水温UPなのでディープクランクも |
という感じです!
「どの状況のバスをどのように狙うか」を定めつつ、有効な狙い方を展開してみてください。
当たればすごく面白い!
それがこの時期になります。
まとめ
春は数もサイズも狙える季節!
そして、自身の記録更新にも持ってこい!
おかっぱりバサーには本当に面白いシーズン到来です。
パターン別に様々なルアーローテーションを準備して、釣果を積み上げていきましょう!
- 春のおかっぱりで有効な狙い方は産卵の状況による
- バスの変化に合わせライテキ・スピナベ・スコーン・バイブレーション・クランク等など色々準備
- 小型・中型・大型のバスにより動きや場所・時期もずれる
- 自分が狙いたいバスを定めてそれに合わせた準備を
- 産卵中は狙わないでそっとしておくという選択肢も
来たる楽しみな春に向けて、今後も役立つ情報をアップしていきたいと思います!
そして!
全国各地のアングラーの方々の【釣果アンケート】も実施しています!
釣行時期・場所・タックル・釣果など、是非とも皆さんの釣行のご参考にチェックしてみてくださいね!
ではでは!
バス釣りを愛する人にとって日本一のマザーレイク琵琶湖!
釣果も大事ですが、まずは春のバス釣り自体を楽しんでくださいね!
☆急な「寒の戻り」に備えてまだまだ【冬の琵琶湖バス釣り】も要チェックです!