【夏のバス釣り・ヘビキャロ編】おすすめスピニングロッド・ワーム・シンカーも紹介!ラインはナイロン・PE・フロロのどれが有効?

毎度ニイガキです。
春から夏になって水温や表面の気温にも変化が出てくると、バスの居場所にも変化が出てきます。
夏バスの動きを捉え、そのポイントでの適材適所の釣り方をセレクトできるよう、夏シリーズを紹介していきたいと思います。
今回は【ヘビキャロ】について、
- 夏バス攻略のポイント
- 使いやすいロッドのタイプは?
- ライン選択失敗からのおすすめ
- 秘密兵器!のおすすめワーム
- 根掛かりしにくいシンカーあります
- 状況別ワンポイントアドバイス
などなどを実体験を元に出来る限りシンプル&わかりやすく説明してみたいと思います。
夏の戦力として必読です!
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ライター:taku、ニイガキ
もくじ
ヘビーキャロライナリグの仕組み
「キャロライナリグ」とは、「シンカー」と「ワーム」の間に「リーダー(=ライン)」をつけ、「間隔をあけたリグ」のことを言います。
形状から見る特徴として、
- 「シンカー」と「ワーム」が分離しているため、
- 「シンカー」がボトムに着底してしまえば、
- 「シンカー」と「ワーム」の間の「ライン=リーダー」の遊びのおかげで、
- 「ワーム」が引っ張られずに、
- 「ワーム」本来の重さだけで自然な沈み方をしてくれる
という感じです。
ちなみに、明確に「ここからがヘビーキャロライナ」「ここまではキャロライナ」と決まっているわけではありませんが・・・
大体1/2オンス(14g)以上~のシンカーを使う場合に【ヘビキャロ】と呼んでいます。
では、そんな特徴の【ヘビキャロ】を使うのは、どういうポイントで効果的なのでしょうか?
ちょっと想像してみてください。
ヘビキャロはどんな状況に有効か
【ヘビキャロ】は、真冬に魚が沖目のディープにいる時に有効です。
なぜかというと【ヘビキャロ】は・・・
- 重めのシンカーのおかげでよく飛び、
- しっかり沈むので、
- 沖目の方に投げやすく、
- 底がとりやすい仕掛け
だからです。
うん、納得!
ただ、
- ウィードが生い茂っているところ
- 底が岩だらけのところ
などは根掛かりの確率が高いのであまりおすすめできません。
となると夏は・・・
夏バス攻略をヘビキャロで
上記では「冬がおすすめ」と書きましたが、実はこの【ヘビキャロ】・・・
夏でも場所を選べば釣れる仕掛けです。
夏のバスの特徴として、
- 水温が安定するところを好むので、
- 地形変化しているところについていて、
- 他のルアーだと釣りにくい
という場合があり、そこに有効なんですね!
夏の場合は、そういう地形変化を探すのがまず重要なポイントです!
ただ繰り返しになりますが・・・
地形変化のあるところは根掛かりしやすいです。
従って、ワームと仕掛けを多めに持っていきましょう。
おすすめタックルセッティング
では、ヘビキャロのタックル全般について、それぞれ実績を元におすすめを挙げてみます。
失敗談も含め、是非とも参考にしてみてください!
おすすめロッド&リール:重い仕掛けも快適に遠投!
写真は私の使用タックルなのですが、
- ロッド➡ゾディアス273MH
- リール➡ストラディックC14+C2500HGS
の組み合わせで、おすすめです。
このタックルをおすすめする理由は、
- ロッドが長く遠投に向いている
- 硬めのためヘビキャロなどの重い仕掛けも快適に投げることができる
という2点です。
あとここは非常に大事なのですが、
私はこの組み合わせで、【PEライン】を巻き、【1ozのシンカー】をつけて投げたら、ラインが全て出てしまいました。
この時は75メートルしか巻いていなかったので、実際は80メートルくらい飛ぶのではないかと思います。
おすすめワーム:カラーも大事!
さて、ここで紹介したい「夏のおすすめワーム」が下の写真です。
こちらは【ズームのカーリーテール4インチ】です。
実はこれ、私が「秘密兵器」として使用しているワームで、あまり人には教えたくなかったのですが・・・
この記事を読んでくれた方には教えます(笑)。
まず使うタイミングですが、ズバリ!
いつでも使えます。
特にバスの反応が渋い時は、とりあえずこのワームを投げてみてください。
「周りが釣れてないのに自分だけ釣れる」ということがよくあります。
是非とも試してみてください。
ちなみに「釣れるカラー!」のセレクトポイントは・・・
- フィールドの水質で決める
- 濁りが入っている時は赤などの派手めな色
- 透き通っている時はより本物のベイトに似せた地味な色
という感じで、それぞれの状況に応じて選んでみてくださいね!
関連記事:春に赤
おすすめライン:長さに注意!
ラインについては、あれこれ試して行きついたのが・・・
- ベイトでやるならフロロカーボンの16ポンド一択
- スピニングとなるとPE0.8号をおすすめ
という感じです。
あまり太いものだと長く巻けないのでおすすめしません。
私自身の失敗談から行くと、100メートルは巻いといたほうがいいです。
私は下の写真の【RAPALA0.8号】を使っています。
おすすめシンカー:これで根掛かり軽減!
シンカーは、「スティックタイプ」がおすすめです。
こちらは【デコイ ヘビースティック・5/8オンス(18g)】です。
スティックタイプのメリットとしては、
- 細長いため岩などに引っかかりにくい
- オールマイティに使える
という点です。
タックル一式が揃ったら、次は使い方です。
次の項目で、【状況別の使い方とワンポイントアドバイス】をまとめてみます。
夏バス攻略!パターン別の使い方・アクション
ではまずは、基本的なアクションから見ていきましょう。
着底後のステイ | ワームを沈めリーダー部をしっかりなじませます。
アクションはしていませんがバイトのチャンスでもあります。 |
ボトムズル引き | ボトムをとりながらゆっくり巻きます。
スピードの目安は「人が歩く速度の半分程度」で。 |
トゥイッチ | このアクションは主にストレートワームに向いています。
巻く速度はズル引きと変わりません。 が、ロッドを優しく煽るだけでワームを水中で左右に首を振らせリアクションバイトを狙うことができます。 |
ステイ | 約10から15カウントします。
この間にバイトしてきます。 ステイの時間により釣果が変わります。焦らずに! |
シェイク | ウィードやストラクチャーに絡めた時に一点に集中してシェイクします。
ルアーを一点に留めることによりバスを焦らします。 夏場のウィードが生い茂っている時におすすめです。 |
「トゥイッチ」をする時は、出来るだけ写真の「ジャッカルフリックシェイク」などのストレートワームを使いましょう。
ほかのアクションの場合は、ストレートワームも使えますが、前の方で紹介したカーリーテールなどがおすすめです!
ヘビキャロでの釣果
これは野池で釣ったバスです。
このフィールドは岩が多く、PEだとラインブレイクしやすいですが、試行錯誤しながらラインを岩にすらないようにし、やっとの思いで釣り上げました。
この時はとても達成感がありました。
スピニングでヘビキャロをやる場合にはPEを巻くので皆さんも気をつけましょう。
あと、ラインブレイクに気をつ付けるだけではなく、水分補給にも気をつけましょう。
夏は1日を通して釣りをするのではなく、朝と夕方また夜釣りを楽しむのも体のためにはいいと思います。
実際暑い時は釣れにくいですからね。
まとめ
暑い夏だからこそ、無理せず、でもしっかり戦略的に釣りたい!
ですよね・・・。
そんな時には是非、暑さを吹き飛ばす勢いでヘビキャロ遠投よろしくです(笑)。
- 夏のバスが居つきやすい暑くない場所を狙いたい
- 地形変化のあるボトムにしっかり投げ込めるリグ
- そこでヘビキャロが出番です
- しっかり飛ばせるよう、長くて硬めのロッドをチョイス
- スピニングの場合はPEラインをしっかり100mは巻く
- 暑い時には長距離を動きまくるよりもバスも効率よく食べたいはず
- ボトムのバスを想像して状況にあった使い方を。焦らずに!
- カーリーテールは秘密兵器!おすすめです。
- 熱中しずぎの熱中症には注意!
涼んでいるバスにしっかりベイトを届けるイメージで、しっかり戦略的に行ってみましょう!
シーズン毎に様々な釣り方が選択できるのがバス釣りの面白いところですよねぇ~…。
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