ビッグベイトで狙う夏のバス釣りにおすすめのルアーとタックル設定は?ギア比とラインの結び方解説や琵琶湖での釣果も紹介

毎度ニイガキです。
暑い夏がやってきますが、皆さんはどんな釣りをお考えでしょうか?
夏のバスの特徴を捉え、それに合わせたルアーを選び、しっかり狙って釣りたいですよね!
というわけで今回は・・・
【夏バス攻略・ビッグベイト編】について書いてみました。
- ビッグベイトと言っても、どれを使えばいいの?
- どんなポイントが狙い目?
- タックル設定は?
- 夏バテ気味のバスにそもそもなんでビッグベイト?
などなど、気になる点を解消してから出かけるのが吉!
人も夏バテ・脱水・熱中症には注意して、戦略を立て効率的に夏バスを狙って行きましょう!
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ライター:taku、ニイガキ
もくじ
ビッグベイトの種類
「ビッグベイト」というのはその名の通り「大きめのルアー」の総称です。
その中でも形状によっていくつかに分けられます。
というわけで、まずは、ビッグベイトの種類を紹介したいと思います。
大まかに分けると以下の3種類です。
- S字系
- リップ付き
- ギル系
それでは1つずつ簡単に見ていきましょう。
S字系ビッグベイト
まずは、有名な【ガンクラフトのジョインテッド・クロウ=ジョイクロ】登場です。
こちらは、【S字系のビッグベイト】に分類されます。
ただ巻きするだけでくねくねと魚のように泳ぎます。
そしてこの【ジョイクロ】の凄いところは・・・
サイズが【178】【148】とあり、ビッグベイト用のタックルがない方は【148】を買えばビッグベイトを使えるということです。
更に、イベントなどで販売されている【128】というモデルもあり、初心者にも使いやすいルアーです。
リップ系ビッグベイト
そして次も、かなり有名な【ジャッカルのカワシマイキー】です。
こちらは見てわかるように、【リップ系のビッグベイト】になります。
こちらも巻いていると魚のように泳ぐのですが、
リップ付きは水が濁っている時や天気が悪い時などに有効です。
なぜかというと、S字系に比べて激しく動くのでアピール力が強いからです。
ギル系ビッグベイト
次も有名な、【ギル系】の【ガンタレル】と【チビタレル】です。
こちらもジャッカルですね。
「バスがいるところには絶対にギルがいる」というほどなので、基本的にはどこのフィールドで使ってもバスが釣れます。
更にこのルアーは、他の【ギル系ルアー】と比べ、リアルにできています。
実際他のギル系ルアーもどこでも使えますので、ぜひ試してみてください。
それではこの後、「夏にオススメのビッグベイト」を見ていきましょう。
夏におすすめのビッグベイトは?
夏にオススメのビッグベイトは、ズバリ【羽根モノ系】のビッグベイトです。
「おいおい!上で紹介したやつは?」
と思う方もいるかもしれません(笑)。
たしかに、上で紹介したルアーも水面に近い方を泳ぐルアーなので釣れます。
しかし羽根モノルアーには勝てません。
それはなぜかというと・・・
バスも人間と同じで、暑い時は日陰にいます。
フィールドで日陰になるところ・・・
それは木下などです。
そこで木から落ちてくる虫を狙っているので【蝉に似せた羽根モノルアー】が有効だからです。
そして、その中でも有名なのが写真の【レイドジャパンのデカダッヂ】です。
夏にビッグベイトを使う方は、木下などにこのような大きい【羽根モノルアー】を通してみてください。
かなり釣果が上がります。
夏も冬と同じように、ビッグベイトを積極的に投げましょう。
暑さでカロリーが減ったバスがすぐに食いついてきます。
これはなぜかというと・・・
バスも人と一緒で「暑さで動きたくない」ため、「一度にお腹を満たす」のが得策だからだと思います。
クーラーの効いた部屋から出ず、手の届く範囲にあるものをパパっと手軽に食べたい。
そういう感じでしょうか(笑)…。
非常に理にかなっていますよね。
夏のビッグベイト攻略に有効な時期
6月下旬から9月初旬までは、かなり猛暑日が続き、バスは日陰になるところに潜んでいます。
そしてそこにいるバスたちは、
- 木から落ちてくる虫
- バスと同じように日陰に入ってきたベイトになる魚
を捕食します。
これは、昼間のバスの動きです。
朝や夜は水温が安定し、バスが活発的に動き回ります。
タックルセッティング
基本的に、夏のビッグベイトは【羽根モノルアー】がメインになるので、冬のビッグベイトに比べ、ルアー自体の重さもそこまでないため、自分が使いやすいタックルで大丈夫です。
私は、
- ロッド➡ゾディアス172H-2
- リール➡メタニウムDC(ノーマルギア)
を使います。
なぜノーマルギアなのかというと、夏のバスも暑い時は木下で体力を使わないようにしているので、ゆっくり誘うためです。
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ギア比は?
やはりギア比は、
- ノーマルギアか、
- ハイギア
がいいでしょう。
その理由は、バスがあまり体力を使わないようにしているので、「動きの鈍いバスが食べれるスピード」で巻くのが有効だからです。
また、朝マズメや夕マズメは、エクストラハイギアで逃げ惑う魚を演出しましょう。
おすすめのラインの結び方
おすすめの結び方は、下の図で表したパロマーノットです。
少し見にくいですが参考にしてください。
やはり値段が高いルアーですし、環境を守るためにも、ロストしないように気を付けたいですね!
ビッグベイトで夏バス攻略!パターン別の使い方
朝マズメや夕マズメをやるなら、
- ジョイクロ
- カワシマイキー
- ガンタレル
を投げてみてください。
高い確率で釣れます。
しかし、昼間にやる方もかなり多いと思います。
そういう時は、レイドジャパンの【デカダッヂ】で、木下などを攻めるのがおすすめです。
それは、繰り返しますが、昼間の暑い時は木下などの日影になるところでじっとしているからです。
それでは「種類ごとの攻め方」を表にしてみましたので見ていきましょう。
ビッグベイトの種類 | 使い方・アクション |
S字系 | 昼間はゆっくり動かし、魚が弱っているかのように見せましょう。 |
リップ付き | 朝マズメや夕マズメでバスから逃げ惑う魚を演出しましょう。 |
ギル系 | こちらもS字系と同じように暑さで弱っているギルを演出しましょう。 |
クローラー系 | 木下に投げ水面でちょんちょんするかゆっくり巻いて蝉を演出しましょう。
下の写真のような場所です。 |
夏の琵琶湖ビッグベイトでの釣果を紹介
琵琶湖に初めて行き、初めてデカダッヂで釣り上げた魚です。
釣り上げるまでに5分くらいかかりました。
リールのドラグを緩めたりしながら、ラインブレイクしないように慎重に巻き、やっと釣り上げた時はかなり嬉しかったです。
皆様も是非、夏のビッグベイトパターンを試してみてください。
自分のタックルを持ってくのはもちろん、飲み物もしっかり持って、暑さ対策も万全でいきましょう。
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まとめ
夏のバスの動きを考えると、人に似ていて面白いですね。
「暑い夏・動きたくない水温・効率的な捕食」
戦略を立ててみてください。
- ビッグベイトはいくつか種類がある
- 夏の昼間は【羽根モノ系】がおすすめ
- なぜならバスは木陰で涼みながら落ちてくる虫(羽根モノ)を待ち構えているから
- まずめ時は、他のビッグベイトでも可能
- ただ、バスが夏に長距離を動き回らないでも食べられる巻きスピードで
- ルアーも大きく、ロストを防ぐためにも強いパロマーノットで
- 時間帯と状況で巻きスピードを変えてみる
ビッグベイトの釣りはダイナミックで面白いです!
是非とも夏のバスをビッグベイトで誘ってみてください。
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